竹林精舎


毎年 2月11日(建国記念日) 
午後1時から 大般若転読法要
午後1時20分すぎから 鬼登場

常勝寺の鬼は法道仙人の法力に教化された善玉の赤・青の四鬼で、六方をふむような足取りで本堂を廻る様子は力強くもあり、またどことなくユーモラスな感じがします。
鬼が最後に庭に投げる松明(たいまつ)を持ち帰ると一年間「家内安全」・「無病息災」と云われ、多くの参詣人が奪い合います。


 本堂において国の平和、里人の無病息災、五穀豊穣を祈る法要後、当寺の開祖 法道仙人に先導され、人々の味方の善い鬼たちが後に続きます。

 四ひきの赤鬼青鬼は、紐で体を縛りつけた風がわりな装束、目玉が飛び出した異様な形相の面をつけ、それぞれの手には松明、太刀、矛、錫杖を持っています。
 激しく打ち鳴らされる太鼓、どら、ほら貝野の音などの響きに合わせて本堂の餅掛けの大きな餅を切り、まわり縁を回り厄払いをします。

鬼が最後に庭に投げる松明
(たいまつ)を持ち帰ると一年間「家内安全」「無病息災」と云われ、多くの参詣人が奪い合うように手をのばし、家に持ち帰ります。

 鬼追いや追儺式は兵庫県下でも播州に多くみられるものの、丹波では当寺しかなく、六百年の伝統を持ち、鬼こそに使われる面など用具一式は山南町の文化財にも指定されています。





鬼こそは、伝統的民俗芸能として平成8年11月に兵庫県の「ともしび賞」を受賞しました。

地元商工会のみなさんによる餅まき(商品付)や、あま酒の接待もあります。










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